TOKYO 2020

2020年オリンピック開催地が東京に決まりました。

 

東京、スペインのマドリード、トルコのイスタンブールが立候補する中、

大方の予想、「東京とマドリードの一騎打ち」が覆され、

東京とイスタンブールで決戦投票が行われ、東京が勝利しました。

 

今日一日、このニュースでもちきりでしたが、ロゲ会長が「TOKYO」とカードを読み上げて示すシーンは見るたびに感激を新たにしました。

 

プレゼンテーションの冒頭で行われた高円宮妃久子様の東日本大震災の復興支援への謝辞のスピーチは見事でした。自然に醸し出される気品、美しい英語(なんてことが分かるほど私自身英語を話せる訳ではありませんが、日本人が話す英語ではないということくらいは分かります)、非の打ち所がありません。

 

気仙沼で津波被害にあったパラリンピックの佐藤真海選手のスポーツへの想い、滝川クリステルさんの「おもてなし」の精神、心を打ちました。そして、テレビ画面にはあまりあらわれない多くの方々のロビー活動。チームJAPANの勝利でした。

 

それにしても、猪瀬都知事の肩をすくめ、手を持ち上げるジェスチャー、ちょっとおかしくありませんか。まるで、とってつけたようで・・・。

外国人を前にしてのプレゼンテーションの席でならまだしも、そして、その熱意は十分認めるにしても、日本人記者に対するインタビューにも同様のジェスチャーで答えるのはどこか面映い想いがしてなりません。

 

ま、結果よければ全てよしとしましょう。招致委員の皆様、アスリートの皆様、関係者の皆様、本当にご苦労様でした。そして、おめでとうございます。

 

前回1964年の東京オリンピックが日本の戦後復興を後押ししたように、このオリンピックが東北復興の後押しをすることを切に願います。

 

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コメント: 1
  • #1

    abc (水曜日, 11 9月 2013 15:33)

    私の知り合い、東京オリンピックの聖火ランナーをまじかに見たそうです。当時小学生、授業を途中で切り上げ、全校生徒歩いて国道まで歩いて行き、聖火ランナーを応援したそうです。そういうことは、大人になっても色あせずおぼえているものなんですね。2020東京オリンピック、未来ある子供達のためにも、勇気・夢・感動をあたえるものであって欲しいです・・・