文字や符号をかく場合は「書く」
絵や模様をかく場合は「描く」ですよね。
でも、読みが同じなので、時々間違った使い方をしてしまいます。
「地図を書いてもらった。」などのように。
英語でも同じようなことがあります。
三省堂の「The WISDOM ENGLISH-JAPANESE DICTIONARY」によると、
ペンや鉛筆を使って文字、記号などを書くは write
絵の具などで色をつけながら絵を描くは paint
ペンやチョークなどで線を使って絵を描くは draw
と、あります。
だから、”write a picture ” とは言いません。
”paint a picture” です。
富士ゼロックスのテレビCMがあります。
ある村を盗賊が襲おうとしています。
一人の少女が画家に、村を囲む塀に海の絵を描くように言います。
その絵を見て、盗賊は、海に来てしまったと思い、引き上げていきます。
ところで、少女が画家に絵を描くように頼むとき、
“Write here.” (ここに描いて) と、言います。
これは “Paint here.” ではないんでしょうか。
天下の富士ゼロックスさんが、まさかまちがえることはないでしょうから、
私の聞き間違いか、それとも何か意図するところがあるのか?
気になって仕方ありません。
追記(2013/11/15)
”かりんとう”さん、コメントありがとうございました。
"write"ではなく、"right"だったんですね。
CMの字幕に「ここに描いて!」と出るので、"write"にこだわりすぎてしまい、"right"に思いが至りませんでした。
お恥ずかしい限りです。
お蔭様で、今夜はゆっくり眠れそうです。
コメントをお書きください
ミカド (月曜日, 02 9月 2013 14:58)
何回か聞いてみました。「write」と発音しているようにしか聞こえない。似た発音単語があるか、調べてみたら、「wright」が同じ発音。《おもに複合語》で、工人、職人、大工という意味と辞書には書いてある。やっぱり「wright」ではないみたい。なんとかこれをすっきりさせたいですね・・・日本語も英語も難しいです。
かりんとう (水曜日, 13 11月 2013 16:12)
女の子は「Right Here」と・・・
「ここに(描いて)」「まさにこの場所に(描いて)」と男性に塀に絵をかいてくれるよう、お願いしているみたいです。(^-^)
海外生活経験者に聞くと、このような云い方、よくするそうです・・・
ミカドさん、少しすっきりしたでしょうか・・・